この建物は用途としてはヘアサロンと住宅の店舗併用住宅となり、構造的に平面的に複雑であり、上棟を迎えるにあたり、一日では厳しいかと思っていましたが、息の合った若い鳶職人さんのリズミカルな動きで、予定通り野地板まで終えることができ、胸を撫で下ろしておりまうす。(一部大工さんが明日以降する部分を除き)
平面的な難しいところは、敷地形状を無駄なく配置をする為に斜めの部分が前面道路側と裏側にあるのと、
2021.12.13
弊社としては今年最後の長久手市「岩作の家」の上棟です。気温が低く、風もあり体感気温としては寒い一日でしたが、快晴の青空に恵まれての上棟です。
この建物は用途としてはヘアサロンと住宅の店舗併用住宅となり、構造的に平面的に複雑であり、上棟を迎えるにあたり、一日では厳しいかと思っていましたが、息の合った若い鳶職人さんのリズミカルな動きで、予定通り野地板まで終えることができ、胸を撫で下ろしておりまうす。(一部大工さんが明日以降する部分を除き)
平面的な難しいところは、敷地形状を無駄なく配置をする為に斜めの部分が前面道路側と裏側にあるのと、
*店舗2階から見下ろす
1階は店舗と住宅が一体構造となりますが、2階はそれぞれがセパレートした配置となり、ミニミニのツインタワー構造ということになります。
それぞれの軒の高さも微妙に異なり、屋根の出も1メートルと梁間方向、桁行方向と両方から出るデザインとなりますので、ゲーブルパネル(格子組垂木)での納まりとなります。大きなゲーブルパネルが空を舞っていました。
ギリギリ年内には性能保証の金物検査と行政の検査を終え、雨仕舞いまで行い来年に持ち越しとなる予定です。図面の世界から実寸大の建物となりましたので、頭の中のスケールと異なる印象がオーナー様にはあるかと思いますが、臨機応変にカスタムするという選択肢も持ちながら、しっかり現場を見ていきたいと思います。
オーナー様ご家族に色々とお気遣いを頂きました。改めてこの場をお借りしてお礼申し上げます。
*宙に舞うゲーブルパネル
*しっかりと出した深い軒
*平面のズレが表れる部分